an american in paris (1951) 巴里のアメリカ人


 さて今回ご紹介するのは1951年アメリカの作品、「巴里のアメリカ人」です。

1951年の作品でアカデミー賞作品賞をはじめ、8つの部門を受賞したミュージカル作品です。

音楽はジョージガーシュイン。作詞はお兄さんのアイラガーシュイン

ガーシュインの同タイトルの曲を物語のベースにしながら、他にも、様々な歌やピアノコンチェルト等がチョイスされ、

ガーシュインの音楽がたっぷり堪能できる作品です。 そして、ジーンケリーのタップダンスですね。

ガーシュインは言わずと知れたアメリカを代表する作曲家であることは周知と思いますが、

1898年に生まれ、1937年に39歳の若さで他界しています。

 さて物語はタイトルの通り、巴里に住むアメリカ人が主人公。

ジーンケリー演じるジェリーはパリに留学し絵を勉強していましたが、その後もパリに留まり、画家を目指しています。

そんな彼に超金持ちのパトロン女性があらわれたり、リズという美しい女性に恋をしたり、三角関係になったり、

ま、物語はたいしたことないです。lol ってそれいっちゃ・・・。

何はともあれガーシュインの多彩な音楽満載なところがこの映画の中心ですね。 歌モノもそうですが、

多彩なオーケストレーション、そしてジャンルの幅を越えた音楽 がなんと言っても聴き所。

そしてこの作品の翌年のミュージカル映画、「雨に唄えば」が 作られましたが、同じくジーンケリー主演の華麗なダンスと、

衣装、セットの色彩、 良きアメリカ文化の頂点を見るようですね。

 視覚的、聴覚的にはとても素晴らしい反面、物語の内容の乏しさが惜しく思いますが、

何はともあれ、ガーシュインと言えば作曲家としてもとても有名ですが、

ピアニストとしてもそのうまさったら半端じゃなかった。かろうじて録音が残っているものなんか聴いたらもうびっくりですよ。

この映画の中でもジーンケリー演じるジェリーの友達の売れないピアニスト、

アダムが 自分のコンサートを夢見るシーンでガーシュインのピアノ協奏曲concert in fがきけます。

その辺も是非チェック項目ですね。

そしてメインディッシュとも言えるタイトル曲でもある「an american in paris」で繰り広げられるジーンケリーと

華麗で壮大なバレエがなんと言っても見物ですね。 

その他、ジーンケリーのタップと子供達が繰り広げるI got rythm、恋人リズと歌われる「love is here to stay」

売れっ子歌手役のアンリボウレルがステージで歌う「I'll build a stairway to paradise」

3角関係になっていることも知らずに恋する幸せをジェリーとアンリが歌う「's wonderful」 超聞き所満載ですね。

とにかく存分にガーシュインの音楽に浸っていただける作品ですよ。

あなたも是非この映画を聴いてみてはいかがでしょうか。