Billy Elliot (2000) リトルダンサー
Directed by Stephen Daldry

 

原題はビリーエリオット、主人公の少年の名前です。

なぜいつも原題を紹介するかと言うと、昨今英会話を始めている方も多いかと思いますが、

意外と話題に出て来た時に困るのが、映画のタイトル。

リトルダンサーと言っても通じましぇーーん。ってことで。

監督はstephen daldry。 ハリウッド映画のように派手にお金をかけたものでは無いかわりに、

登場する全ての俳優、役柄、そして脚本の良さが光ります。

その中でもなんと言っても、2000人をこえる子供達のオーディションの中か 選ばれた

ビリーを演じるジェイミーベルは特筆ものです。

単に2000人と言っても、条件は厳しく、北部訛りがあってとにかく踊りの資質があり 演技ができる。

舞台は1980年代のイギリス北東部の小さな炭坑町。

ボクシングに通っている町の ホールでビリーはバレエに出会ってしまいます。

それから踊ることに夢中になっていき、ついにはロイヤルバレエ団の一員として活躍していくというもの。

この映画に登場する音楽はバレエと関係ないものが実は多いです。

というのも、ビリーはごく普通の労働階級に育った普通の男の子。

その時代背景には、炭坑のストライキ等、社会的問題も多く関係しています。

この映画に登場する音楽の半分はT-Rex。

マークボランによって結成されたグラムロックの代表的バンドです。

ビリーのお兄さんはこのT-Rexをこよなく愛していて、

お兄さんのコレクションであるT-Rex のレコードをビリーはよく聴いているという設定。

不思議なもので、その時代に生まれた音楽を使う事によって、

その時代の空気や、 それを聴いていた人のキャラクター等が自然に見える感じがします。 

歌は世につれ世は歌につれってとこでしょうか。

その他音楽で登場するのはポールウェラー率いるthe jam や the crash。

エンディングでは現代のアーティスト、イーグルアイチェリーやstephen gately等が登場します。

時代を追ってブリティッシュロックを追っていくのもこの映画の聞きどころの。

ま、なんと言ってもこの映画の肝となっているのはやはりT rex でしょう。

あのウォーターボーイズにはあの曲みたいな。 後はジェイミーベルの踊り。

是非見て、聴いて頂きたい映画です。