Coal Miner's Daughter (1980)歌えロレッタ愛のために

Directed by Michael Apted

 さて今回御紹介する映画はcoal miner's daughter です。

この映画は実在するカントリーウエスタンミュージックの実在する シンガー・ソングライターである

ロレッタリンの自伝を基に彼女の半生を描いた 作品です。

主演でロレッタリンを演じるのはシシー・スペイセク。彼女は映画キャリーでも有名。

そしてロレッタの旦那役でトミーリージョーンズが出ています。

シシー・スペイセクは吹き替えなくロレッタリンの歌も歌っているんですが、 吃驚しちゃいますね。

ホントうまいんです。

 僕がこの映画を見たのはもう大分前ですが、かつてボストンにあるberklee college of musicの

サマースクールに1ヶ月参加したことがあるんだけど、その授業の中で見せてくれたのがこの作品でした。

この映画をもう一度見たい見たいと想いながら 日本語タイトルが分からず、記憶の中から消えそうな時、

たまたまDVDが目の前に。 まさかこんな日本語タイトルとは・・。

 貧しい炭坑夫の娘として生まれたロレッタですが、13歳にてトミーリージョーンズ演じるドゥーに恋をして、結婚。(←早)

4人の子供に恵まれ、若くして子育てに追われる日々。貧しくもささやかに、幸せに暮らしていたロレッタ達。

ある結婚記念日に、 結婚指輪もないロレッタにドゥーはギターをプレゼントします。

ホントは指輪が欲しかったロレッタ。弾けもしないギターをもらいすねるのでした。

しかしロレッタが子供達に歌う歌が大好きだったドゥーはギターを練習しろとロレッタに。

そんな彼女でしたがみるみるギターがうまくなり・・・。

 さて音楽ですが、なんといっても聴き所はロレッタ演じるシシースペイセクの歌です。

なんともハスキーでいい声ですし、僕はずっとホントのシンガーが演じているのだとずっと思っていました。

そして全体に流れるカントリーミュージック。これがホントにほのぼのいい曲ばっかりです。

カントリーミュージックってシンプルであるが故に歌い手にとても説得力のいる音楽だと思うんだけど、

シシーの歌声はホントに 素晴らしいし、子供達に聞かせる鼻歌とかもとっても引き込まれてしまいます。

ポールサイモンが最近はアメリカにカントリーがどこにも無くなってしまったと言っていたそうです。

それは単にカントリーミュージックということでは無く、アメリカの文化、精神が忘れ去られつつあるということなのでしょうか。

この映画を見ていると、アメリカの短い歴史の中でもしっかりと生まれて来た文化に触れることができる気がします。

カントリーミュージックにとっても魅力を感じる今日この頃のうるしどひろしです。

そして最後に歌われるcoal miner's daughter がホントいい。 いろいろなことを乗り越えて来て最後彼女は高らかに、

誇り高く私は炭坑に生まれた娘と人生を歌い上げます。

あ〜歌って本来こういうものだよな〜って感じさせてくれる一本です。

あなたも是非この映画を聴いてみてはいかがでしょうか。