La bamba  ラ★バンバ (1987)

Directed by Luis Valdez

 さて今回御紹介する映画は1984年のルイス・ヴァルデス監督作品「ラ★バンバ」です。

主演はルー・ダイアモンド・フィリップス。

 さてこの作品は実在した伝説のロックンローラーritchie valence(リッチー・ヴァレンス)の生涯を描いた作品で、

彼はわずか17歳で亡くなってしまいます。 皮肉にもその亡くなり方は・・。

さてそのリッチーヴァレンスが生まれたのは1941年の5月13日、僕と同じ誕生日です。

彼の事をサーチしてたらその誕生日を見て思わずゾクっとしてしまいました。

北カリフォルニアの果実農園で育ちますが、9歳の時始めてギター(spanish)を 持ち、オリジナル曲を作りはじめ、

歌手を夢見ます。そしてそんな彼のもう一つの夢は女手一つで育ててくれたお母さんに家を買ってあげる事。

そんな彼が16歳の頃、 南カリフォルニアに移り住み、そこでバンドをえ結成して街の体育館を借りて

コンサートをしたのをきっかけに、レコード会社の人に認められ、あれよあれよとデビュー。

あれよあれよという間に、スターへの階段を駆け上がります。その大成功からわずか8ヶ月目の悲劇です。

 さてこの映画のタイトルでもあるラ・バンバはもともとはスペインのフォークソングとのこと。

ある時バンドが演奏するその曲に魅せられ、必死にギターで音を取るシーンが印象的です。

シングルのカプリングの曲が無いときに彼はこの曲をロックンロールにアレンジして入れる事を思い付きます。

あんなフォークソングを入れてどうするんだ?とレコード会社のプロデューサーは心配しますが、

ナットキングコールもスペイン語で歌ってるじゃないかと。(→ちょうど以前紹介した花様年華で出て来ましたね。)

 この映画でも出て来ますが、元になるラバンバの演奏ってホントフォークなのね。 彼の先見の明に脱帽ですね。

その彼のアレンジに忠実にサウンドトラックも作られてます。

この映画、その当時のロックンロールナンバーが盛り沢山出て来て、それだけでも楽しめますよ。

そしてそのリッチーヴァレンスの歌をリメイクしているのはlos lobosというバンド。

彼等もこの映画をきっかけにラ・バンバを全米No.1の大ヒットとなりました。

リッチーヴァレンスの短い生涯でありながら、熱く燃えたそのエネルギーを是非この映画で体感していただきたい。

ルー・ダイアモンド・フィリップスの演技が素晴らしく、ホントの彼が見えてくる気がします。

話はちょっとそれますが、坂本九さんが「上を向いて歩こう」の歌い方をどうアプローチするかで悩んでいたとき、

自らがその頃得意としていた、ロカビリーとまぜる事を思い付き、あの歌い方が出来上がったのだと。

そんなドキュメントを見た時、このリッチーヴァレンスとちょっと重なるモノを感じました。

あなたもこの映画を是非聴いてみてはいかがでしょうか。